今回は、氷室京介さんの名MCだったり、名言をまとめた記事を書いていきたいと思います。
こちらの記事はふぅたの独断と偏見と記憶の中を呼び起こしていきながら記事にしているので、もしかしたら不快に感じる部分があるかもしれませんが温かい目で見てもらえると幸いです。
名MCと名言をまとめていきながら、また内容の濃ゆい記事になると思うので、どうぞ皆様お付き合いいただけると非常に嬉しいです。
今回の記事は別段ランキング形式にしようとは思っていないので、年次で見た時に多少の行き来はすると思いますが、どうぞご容赦ください。
「心まで潰されちゃたまんねーぞ!」
「GIG at TOYKO DOME “We Are Down But Never Give Up!!”」の「ON MY BEAT」の演奏前のMCです。
震災の被災地への義援金を集めるために行われた完全ノーギャラで叫ばれたこのセリフは、氷室さんの熱い応援メッセージです。
LOFT時代はファンに向かって「ステージに上がんな馬鹿野郎!演奏が出来ねぇよ」なんていっていた氷室さんもソロになって普段あまり粗暴な発言をしなくなりました。
そんな氷室さんのMCの中では少しだけ尖った表現をされている瞬間かなと思います。
当時はそれだけ、いろんな物や人が気迫で励まし合って震災を乗り越えようとしていたので、心に響くものがあります。
「てめーらこそ死ねよ。ふざけんなって。徒党を組んでいじめるなよ、弱いものを。」
このワンフレーズでいつのセリフかわかった方は相当追っかけてる方だとお思います。
これは「KYOSUKE HIMURO Podcast」の第1回目の後半で氷室さんが熱く語った瞬間です。セリフと書きましたが、氷室さんが1時期アップしてたPodcastの中で出てきた話です。
オンライン上で誰でも簡単にラジオとして発信ができるPodcastのサービスが始まった時に氷室さんが自発的に配信を始めました。
最初の4回目位までは2007年当時話題上がっていた「いじめ問題」について。
そのラジオの中で、「現在「いじめ」られている人にとってはものすごく辛いとは思いますが、自ら命を絶ってしまう事をしないように俺は応援しています。」と言うエールと「「いじめられている奴」と「いじめてる奴」ははっきり言いますが「いじめてる奴」がルーザーです。負け犬です。俺はいじめたこともいじめられた事もある人間なので、どっちの気持ちもわかるんだけど、「あぁ、あの時キッチリあいつをいじめておいてよかった。」と感じたことは1度もない。多人数で1人に向かって死ねとか言って。てめーらこそ死ねよ。ふざけんなって。徒党を組んでいじめるなよ、弱いものを。やるならタイマンでやれよ。」ってコメントがあってそこから抜粋しました。
このラジオの中で子猫の話が出てきて、その話も尖っているんだけど、今後俺が人としてどう考えるかきっかけになった話で、ふぅたの好きな話なので、ここでフォーカスしちゃいます。
「大人が一人で跨げるくらいの川にダンボールに入った子猫が流れてて、ミャンミャン泣いていると。ある人は助けようとするんだよ。ある人は、面白がって石を段ボールの中に投げ入れると。ある人はそれを見ても何も感じないんだよ。お前ら人としてどこを選ぶんだよ。大抵の人間は自分が渡れるくらいの川なら助けようとするんだよ。そこに面白がって石を投げ込むなんてよっぽどおかしな環境で育った奴じゃないとやらないんだよ。」
当時はそのラジオを聴いていて、めちゃくちゃ胸にくるものがあったので涙しながら聴いていたんですが、「タイマンならOK!」は氷室さんらしさが表れていて、無駄に「イイ子ちゃん」を演じない氷室さんが喋ってもかっこいいと思いました。
(もっと明るい話でまたPodcast投稿してほしいなぁ)
何が伝説のバンドBOφWYだよ、ふざけんなよ!FUCK!!
これはTOUR2010-11 BORDERLESS”50✖️50 ROCK N ROLL SUICIDE”で市川文化会館でライブに参戦した時に氷室さんのMCで日本に帰ってきて雑誌とか新聞の取材に答えると必ず「伝説のバンドBOφWYの〜」って紹介されてもう解散してから20年も経っているんだからバンドの話じゃなくて、俺の話をしろよ。
って言うことでこのMCが生まれました。
この頃の氷室さんは日テレのNEWS0の密着でテレビの露出が増えていて、ふぅた的にもテレビで氷室さんが見れて非常に嬉しい年でしたが、MCもキレッキレな氷室さんでした。
焼肉くらい食うよ、なんでこんなんでウケんだよ
これはもう。
2016年のLAST GIGSのファンにとって笑いと希望が持てる、名MCだと思います。
「この前、GLAYのTAKUROくんとB’zの松本くんと3人で焼肉食ったんだけど」って言っただけでファンが盛り上がって、この見出しのセリフが出てきました。
俺も一緒に焼肉食いたかったなぁ笑
氷室さんに「あ、これもう焼けてるよ、早く食わないと焦げるぞw」とか言われたい笑
そんな妄想だけでご飯食べられそうです笑
この後のMCでお葬式ムードが一気に壊れる希望が持てる話が出てくるんですよ。
「焼肉食べながらTAKUROくんが今後どうするんですか?ってあまりに真面目に聞くもんだから、俺は真面目に聞かれるとふざけたくなるタイプなんで、「5年くらいかけてゆっくりアルバムでも出すか、俺の場合は元々がゆっくりだからこれ以上ゆっくりになると引退に近いかもしれないけど。アルバムのタイトルは漢字のタイトルをつけたことがないので『還暦』って言うアルバムにして。1曲目はやっぱsixtyだな、60とかいてsixty、2曲目はこれも漢字のタイトルで『年金』って言う•••」そんなバカなことを言っていたらTAKUROくんに「お願いだから最後のライブでそれは言わないで下さい」ってダメ出しが出た話を今してるんだけど、そんな感じでゆっくりアルバム制作をしたいと考えてます。」
体感ですがこのMCが来るまで、DOMEの雰囲気が暗かったと思います。
まるで、最後だからもう2度とないこの瞬間を大切にしないとって感じがして、1曲目から少し寂しい雰囲気があったんですが、アルバムが出る!まだ終わらない!ってことが氷室さんの言質が取れたので、安心して楽しめるライブに一気に変わった気がします。
(氷室さん!!還暦過ぎましたよ!actualyでサポメンしてる場合じゃないですよ!!)
一粒で2度美味しいよ
Just Movi’n On TOURの2008年の9月1日2日の武道館でのMCでからの抜粋です。
360°ファンに囲われている武道館公演でバラードパートの中で、行われたMCで
「こっちがアリーナで、こっちがライブハウスでアツくて、こっちもライブハウスみたいでアツくて、1粒で2度美味しいよ」
晩年になるとよくMCをしてくれた氷室さんですが元々MCは殆どなくて、ただただ演奏して1回もMCを入れることなくライブが終わる事もあったくらいステージ上で話をしないアーティストさんだったんですよ。
多分このツアー辺りから氷室さんのMCが多くなったんじゃないかなと思います。
もうこんなの恥ずかしくて出せない。才能がない。もう引退する。
このセリフを聞いた時は衝撃でしたね。
2010年にNEWS ZEROで自分の音楽に対してのインタビューでの回答です。
「もうこんなの恥ずかしくて出せない。才能がない。もう引退する。毎晩カミさんに言ってますよ。でも、出さない訳にいかないわけで。権利を与えられているうちは自分からリタイアする。それこそsuicideしてはいけない。」
最強のカリスマである氷室さんが普段から高飛車で高圧的な感じの人とは思っていませんし超ストイックな音楽制作をするのは知っていましたが、引退してやるって毎晩言うほど自分を追い込みながら、苦しみながらアーティスト生活を送っていたとは思っていなかったので、凄く驚きました。
そして同時に近々引退考えてるのかなってインタビューを見たときに少し頭をよぎりました。
まぁそれはないだろうって楽観的に考えてたら、POSTSCRIPTを見た時にあぁこの時にはもう引退が視野に入ってたんだってわかって、複雑な心境になります。
コレが俺じゃん!wwコレしなきゃ歌えねぇじゃんww
これは2016年「LAST GIGS Fukuoka Yahuoku!DOME」公演で、前回のツアー「25th ANNIVERSARY TOUR GREATEST ANTHOLOGY ~Naked~ 」の最終公演の横浜スタジアムについてMCで触れた時のMCです。
「前回のツアーが地獄のようなライブで、こんな話をしていいのか知らないけど、このコンサートには保険があって、前回みたいに俺がアバラ折ったりしてステージができない時の保険が安だけど、前回の横浜スタジアムは急遽追加したライブで、氷室さん保険どうしますか?って言われた時に「そんなん大丈夫に決まってんじゃん。保険なんかかかんなくていいよ。」って言ったライブのリハーサル中に転んで胸を打ったんだけど。胸打った後(やベェ折れた。俺歌えんのかな?)と思って起き上がって歌ってみたらまぁまぁ歌えてよかったと思って、マネージャーのゾンビに「折れた。」って言ったら、ゾンビが「大丈夫ですよ、折れてたら歌歌えないです。折れてたらッハァッハァってなっちゃいますから。」って言われて、「でも俺は絶対折れてる!!」思ったんだけど、ゾンビは折れてないって言うし、まぁ保険にも入ってないからって横浜スタジアムの1日目やって、ライブが終わった後すぐお医者さんに言って、業界御用達のN先生って有名な先生に診てもらって、レントゲン録ったらしっかり肋骨2本折れてて。そん時に俺はゾンビに(ざまぁみろ!ほらやっぱり折れてんじゃねぇか、俺の勝ち!)って思ったよね笑
N先生曰く、「肋の骨は柳の枝みたいに折れてもまた元に戻る。サポーターを胸につけていれば大丈夫。くれぐれも体を捻る動きをしないで下さい」ってことだったんだけど、コレ(捻る動き)が俺じゃん!笑 ソレ(捻る動き)しなきゃ歌えないじゃん!笑
そのライブの日はビデオが入ってて1日目は何もしてないのに、2日目に妊婦さんが巻くようなサポーターしてたら絵が繋がらなくなるから、お医者さんの言うことを無視して2日目のライブの2曲目か3曲目にソッチ(ステージ下手)に行ってこう(捻る動き)やったらポキッっとイっちゃった。」
なんて言うんでしょう。もうカッコいいけどなんかすげぇ可愛い笑笑
ライブに参戦して骨折を聞かされた時は笑えないし、すぐに「ご帰宅いただいて、療養してください。」って思ったんですけど、もう過去になって笑い話にしている氷室さんがカッコよくて可愛かったです。
俺はそのMC聞いた時に素直に「完治してよかったな。」って一人で安心してました笑笑
終わり。
今回の記事は前回書いた年表が書いていて楽しかったので、また俺趣味全開で(名曲についての記事は腐るほどあるだろうな。でもMCについての記事はそういえば見たことないかも)と思ったので記事にしてみました。
そして、『ヨコハマ最高!!』だったり『金がすべての世の中じゃあねぇぞぉ!!』だったり『気持ちいいぜ、ライブハウス武道館!』ってシャウトはもうこの記事を読んで面白いと思ってくれる方なら、言わずもがなかなと思ってあえて新しい切り口を探すために入れませんでした。
twitterのリプでもこのコメント欄でも構わないので、是非このMCもよかったよねなんて感想を残してもらえると俺がめちゃくちゃ喜びます。
今回の記事も書いていて非常に楽しかった。
読んでくれて楽しんでもらえたら非常に嬉しいです。
今回あげたMCは殆ど映像化されているので、ひむ熱が再燃した方ぜひどうやってか全くわからないですが、一緒にみられたらいいですね。
他にも氷室さんの記事は結構書いてたりするので、合わせて読んでもらえると嬉しいです。
☆THE ”B”ORDERLESS FEOM BOOWY TO HIMURO
☆KING SWING EXHIBITION2021代官山について
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