氷室京介さん【引退・活動休止の理由と本名】

今回は現在活動休止中の氷室京介さんについて紹介していきたいと思います.

氷室京介さんの【本名】

現在は活動無期限休止中の氷室京介さんの本名は「寺西　修」。
出身は群馬県の倉賀野（現在の高崎市）の「寺西精肉店」の長男として生まれます。
長男ですが、姉がいらっしゃるようです。

記事タイトルについての【活動休止】について

2016年5月23日に東京ドームで行ったLAST GIGS以降無期限の活動休止に入っているその理由は、「耳の不調」です。
年齢のせいもあるようですが、難聴の症状が出てきていてライブの開催や音楽制作が難しくなってしまったとのことです。
氷室京介さんのポージングといえば、右手でマイクを握って左手の中指で左耳をおさえて歌い上げる姿が印象的ですよね。

この仕草について氷室さんは、NEWS ZEROの取材のなかで
「耳の形がそれぞれ人によって違っていて、口が開いている時と閉じている時でまた耳の形が変わってそれによって耳とイヤモニの間に隙間ができると歌えないからおさえている」と答えています。
実際ファンの中では有名な話で氷室ファンがカラオケ行くとマイクを氷室持ちして反対の手で耳を押さえながら歌うファンは多いんじゃないかなと思います。
でも実は、2006年〜2007年頃から右耳の一定のトーンだけがうまく聞こえなくて、氷室さんの聞き耳が左耳だったこともあって、何とか2014年までライブ活動を続けられたそうです。

活動休止を決めたきっかけ

氷室さんが活動休止を口にしたのは2014年に行われた「KYOSUKE HIMURO 25th ANNIVERSARY GREATEST ANTHOLOGY~NAKED~」ツアーの山口県周南市での公演で急に「氷室京介を卒業する。」とファンに告白したのがきっかけです。
そのツアーの最終日は記事にしているので、よければ読んでみてください。
リンクは記事の最後の方に貼っておきます。

この告白は氷室さん含めてその日に告知する予定がなかった内容を、氷室さん本人が思わず口にしてしまったコメントだそうです。
氷室さんは以前から「ライブが出来なくなったらフェードアウトではなくて、スパッとやめる」事を公言していたので、山口県周南市での公演は彼にとって納得のいく公演にすることがきっと出来なかったということになりますね。

1998年に氷室さんは渡米後初めてのツアー「One Night Stand」を行い、最終公演地は横浜スタジアムでした。
このツアーは氷室さんの中でかなり手応えを感じたライブで、横浜スタジアムのMCの時に「自分のプライドがファンであって、俺のプライドはここにある」と話をしていましたが、氷室さん本人にとっては満足のいくライブではなかったようです。
理由が衝撃的で、「ライブ全体で２音だけ音を外した。」
これが満足しない理由だそうです。
素人でも納得がいかない状態で人前に出て歌い続けるのはかなり苦しいのに、引退直前氷室さんがどれだけ苦しい思いをしたのかは全然想像ができないです。

氷室さんはチームのメンバーにも難聴の事も何も言ってなかったそうなので、メンバーもかなり驚いた筈ですね。
静岡県に日本人の親戚を持つ氷室さんのサポートメンバーでドラムの「チャーリ　パクスソン」さんは告知があった後に相当心配したそうです。

氷室さんが難聴に苦しむ姿は、氷室さんのNEWS ZEROのインビューをまとめた映画「PostScript」にかなり密にまとめられていて、引退コメントが出る前のツアー「KYOSUKE HIMURO TOUR 2010-11 “B”ORDERLESS 50✖️50 ROCK’N’ROLL SUICIDE」のリハーサルから、音の機微にかなり気を配っていました。